(ご注意)本記事はシール印刷業務とあまり関係の無い内容です。
いろいろと諸事情がございまして、パソコンの左スピーカーでブラウザの音声を、右スピーカーでとあるアプリの音声を出そうとしたのですが、苦労したものの色々試した結果うまくいきましたので、同じような悩みを抱える方の助けになればと思い、以下記事にしてみます。
最初はWindows10標準のミキサーを使ってみました。
アプリごとの音量調整はできるんですが、左右のバランスは調整できませんでした。
昔のWindows付属のミキサーはチャンネルごとに左右のバランス調整ができたような気がするのですが…いつの間にか削除(?)されたのでしょうか。
そこでいつものようにグーグル先生で良い方法がないか調べましたが、これが意外と情報がないんですね。
某知恵袋には「無理だしそんなことに意味ある?」的なちぐはぐなアンサーがあるのみ。
某窓◯杜の記事で左右独立&アプリごとに音量調整ができると紹介されていた「EarTrumpet」なるミキサーアプリを喜び勇んで入れてみるものの、どこを見ても左右独立の調整ができる機能などありませんでした。ちゃんと調べてから記事にしてほしいもんです。
ならばブラウザの拡張機能はどうかと思い、探してみたらChrome系用で良いのがありました。
タブごとに左右のバランスと音量を調整できるという、まさに求めていたものでした。
これでめでたくブラウザの音声は左スピーカーから出るようになりました!
次にアプリの音を右スピーカーから出す方法について探していたところ、”仮想サウンドカード”なる文言を発見。
これならばいけるかも!と思い、早速入れてみたのがこれです。
これはヤマハが開発しているネットセッション用のシステムなのですが、インストール時に付属の仮想サウンドカードデバイス「Yamaha NETDUETTO Driver(WDM)」も一緒にインストールされますので、それを利用します。
インストールが済んだらWindows10のサウンド設定から「アプリの音量とデバイスの設定」を開き、起動している対象アプリの出力を「Yamaha~」に設定します。
これだけでは音が出ませんので、次にサウンドコントロールパネルの「録音」タブから、「Yamaha~」のプロパティを開き、「聴く」タブの「このデバイスを聴く」にチェックを入れます。これで音が出るようになりました。
次に「レベル」タブの「バランス」を開くと左右のバランスが調整できました!
この方法では、元の音源をモノラルにミックスしてから左右のスピーカーから別々に出すということまではできませんでしたが、まぁまぁ望んでた結果になりましたのでこれで良しとしました。
以上、左右のスピーカーからブラウザとアプリの音声を別々に出す方法のご紹介でした。